「地ハチミツの魅力」:ハチミツ関連のnews

プロの養蜂家の話が載っていたのでピックアップします。

「ここから半径2キロぐらいの野山を飛び回り、蜜を集めてきます」。3代目社長の近藤純一さん(68)が、巣箱の中を見せてくれた。縦に並べられた何枚もの木板に、巣がびっしりと作られている。

大分県・国東半島にある杵築市山香町の山あい。明治末期から続く「近藤養蜂場」(本社・同県豊後高田市)の採蜜地の一つを訪ねた。木製の巣箱が3箱並び、辺りは働き蜂の羽音が響く。

飼っているのは養蜂用の外来種、セイヨウミツバチ。1箱に1匹の女王蜂と数千匹のオス蜂がおり、さらに3、4万匹の働き蜂が蜜を集め、卵や幼虫の世話をする。4~6月にはレンゲやミカン、クリやハゼなどのハチミツが、1箱当たり8~12キロ取れるという。「一滴一滴が、蜜蜂たちの命の結晶です」と近藤さん。

夏には、スタッフが巣箱をトラックに積み、蜜源を求めて日本列島を縦断する。島根県ではトチノキやサンショウ、北海道ではアカシアクローバーが蜜源となるそうだ。ハギの花が咲く秋に大分県へ戻り、鹿児島県で越冬させる。

ビルの屋上 広がる都市養蜂

都会のビルの屋上で市民の有志が養蜂に取り組むケースも増えている。

東京・銀座では2006年から、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」が、オフィスビルやデパートの屋上で始めた。地域の人たちが蜜源となる菜の花を植えるなど街づくりにつながり、大阪市や北九州市、大分市などにも広がっている。

銀座周辺は霞が関や皇居などに緑が多く、昨年は約860キロのハチミツが取れたという。それを使ったスイーツやカクテルも開発され、地元のお菓子屋やバーなどで提供されている。

法人副理事長の田中淳夫さん(53)によると、フランス・パリでは公園やオペラ座の屋上でも蜂が飼われており、都市養蜂は各国で流行しつつあるという。「蜜蜂は環境悪化に敏感な生き物。飼うと足元の自然の大切さが分かる」と田中さん。

北九州市では、市民団体「小倉みつばちプロジェクト」が3月、JR小倉駅前の商業ビルの屋上に巣箱を設置。5月から採蜜を始め、商品化の構想も進めている。

2011年7月4日  読売新聞


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