「蜂」を使った言葉や「ことわざ」をまとめてみる


Bee Speed!!! by Danny Perez Photography
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身近にある言葉の中に「蜂」が出てくるとき、実は生活のすぐソバに昔から蜜蜂などの「蜂が居た」という事に気付くことになります。

イギリスのことわざには「The history of honey is the history of mankind」なんてモノまであるそうです。
「ハチミツの歴史は人類の歴史」なんて感じでしょうか。
身近な場所につねに蜂蜜があった、なんて考えさせられますね。

「ことわざ」だけではなく、身近な熟語の中にも蜂は意外なくらい出てくるものですね。今回はそんな言葉の「蜂」に関するエトセトラ。

泣きっ面に蜂
泣き面を蜂が刺すの意.
不運の人にさらに苦痛や不幸が重なることをいう.
→これは日常でも使う一番有名な言葉かもしれませんね。
最悪だと思っていたら、また悪い出来事が起きて・・(--;
のような時に使います。

でも、蜂というのは自分から刺すというより「威嚇して」それでもその対象物がその場を離れない時に刺す。というのが基本になります。
ですから攻撃するというより、彼らは自分たちを守るために仕方なく針を使うというのが正確なのです。
もちろん、スズメバチのように自分の獲物を捕るな!という意味で攻撃してくる攻撃性の強い蜂もいますが、基本は「警告」をして攻撃に移ります。
ですから、この「警告」を聞き分けすぐにその場を静かに立ち去ると刺されない場合が多いのです。
慣れてくると蜂の羽音で「これ以上近づいてはいけない」などのメッセージを聞き取ることができるようになります。

虻蜂取らず
虻(あぶ)と蜂の両方を捕まえようとして,両方とも捕まえられないこと.
同時に二つのものをねらって、両方とも得られないこと。
欲を出しすぎたために、失敗することのたとえ。
→二兎追う者は一兎も得ず 花も折らず実も取らずというものあります
二つのモノを追いかけて・・・。私もよくあるかもしれません。
ちなみにこれはクモの巣にかかった「虻と蜂」だと解釈されています。
アブが 網にかかったから近づいていったら、蜂もかかった!
じゃぁ 蜂の方にと近づいているうちにアブが逃げ出し、虻に気を取られている間に蜂も逃げ出した・・・。そんな場面でしょうか。

蜂の巣のよう
蜂の巣は穴が多いことから,小さな穴が無数にあいている様子.
→穴の多さに注目した言葉もあるというのはおもしろいと思います。

蜂の巣をつついたよう
手もつけられないような大さわぎの様子.
→集団になった子供達、特にイベントの時の様子をすぐに思い浮かべました。騒ぎが騒ぎを呼んで・・・という感じですね。

蜜蜂の場合は、巣を守るために外敵に威嚇したり女王蜂を守るために巣の蜜蜂が緊急体制に入る訳で「好きで騒いでいる訳ではない」という感じだと思います。
いずれにしても、蜂の巣をつつくにはかなりの勇気が必要でしょう。
養蜂家の場合は「煙」を上手に使っておとなしくさせて巣をつつく訳ですが。

蜂誇り(はちほこり)
ハチのように威張り誇ること.
→オオスズメバチなどを見ると意味が分かる気がしますね。
自分には毒があるぞ!と主張するような黄色と黒のデザイン。
それを「誇る」と受け取った昔の人のセンスはすばらしいですね。

蜂払い(はちばらい)
聞かずに退ける事。
→あまり使わない言葉ですね。蜂払いと聞くと 蜂よけの小枝などを想像してしまいますがこのような使い方もあるようです。

蜂起(ほうき)
蜂が巣から一時に飛びたつように、大勢の人々が一斉に立ち上がって実力行使の挙にでること。
→これは 蜜蜂が新しい女王蜂と巣別れで一斉に飛び立つ様子を描いているのかもしれません。数万匹が一斉に飛び立つ、まさに「蜂起」の瞬間になります。

石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
痛くもかゆくもない事

牛の角を蜂がさす
痛くもかゆくもない事

まだありそうですね・・・。身近に常にいたからこそ「蜂」に関する慣用句が多くなったのでしょう。

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