ミツバチの種類 西洋ミツバチとニホンミツバチ

Bee Speed!!! by Danny Perez Photography
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ミツバチといっても多くの種類が存在しています。
蜂蜜を集めるために「蜂蜜をたくさん集めやすい」ミツバチが品種改良され、輸出されてきたのです。
今回はそんなミツバチの種類について。主に日本のニホンミツバチと西洋ミツバチについて書いてみます。
まず、ミツバチの種類についてですが ヒメミツバチ(Apis florea) トウヨウミツバチ(Apis cerana) セイヨウミツバチ(Apis mellifera) オオミツバチ(Apis dorsata)が 主なミツバチとして知られています。クロコミツバチ、ヒマラヤオオミツバチ、サバミツバチ、キナバルヤマミツバチ、クロオビミツバチといった蜜蜂も存在しています。
この中の トウヨウミツバチの日本列島に住んでいるミツバチを「日本ミツバチ」と呼んでいます。
セイヨウミツバチが現在世界中の養蜂で使われているミツバチという事になります。
※アフリカからブラジルに輸入されて「キラービー」なんて呼ばれるようになった種類はセイヨウミツバチになります。
ニホンミツバチでの養蜂も江戸時代には紀州藩などで活発に行われていたようですし今でも趣味程度の養蜂が日本各地で続いているようですが、ニホンミツバチは西洋ミツバチに比べると神経質で気が荒いので(触ったり、巣を触ると刺します)主流にはなっていません。
性格的に扱いやすい、採ってくる蜜の量などもあって西洋ミツバチの方が主流になっているようです。
西洋ミツバチとニホンミツバチの違い
・ニホンミツバチはプロポリスを集めない
・お腹の模様や色が違う
・オオスズメバチに対抗手段をもっている。
ミツバチの天敵・・・こちらに動画も載せています。
ニホンミツバチと西洋ミツバチの違いがよく分かる動画がありましたのでご紹介します。
動画の中で 黒っぽい方がニホンミツバチで、オレンジな方が西洋ミツバチです。共生する場合があるようですね。
ちなみに、ハチミツの観点で話してみると 日本ミツバチでの養蜂の難しさなどはよく取り上げられており セイヨウミツバチのハチミツ採取蜜に比べると ニホンミチバチの採取蜜の量は1/3くらいと言われています。(外部リンク:日本蜜蜂養蜂の最難点は?)
私は南米の方で ミツバチが飛んでいたので日本の養蜂ミツバチのつもりでちょっと手を近づけただけで刺されてしまった経験があります・・・。
日本での養蜂で使っている西洋ミツバチの穏やかな性格について実感した経験です。・・・あれってキラービーじゃなかったのかと後で恐くなったのを覚えています。