蜂蜜とは?その2 「はちみつ」ができるまで 

8honey-l0200前のページで「花の蜜とハチミツの違い」を説明しましたが、その違いが生み出される様子は自然界の奇跡の一つです。

ミツバチの寿命は孵化してたった40日前後、忙しい時期は2週間くらいにもなるそうですので自分だけが生きるためなら花のミツを食べていればいいような気もしますが、ミツバチという「集団生活のプロ」はそうは考えないようです。

自分たちの群れを守るために「保存食」としてのハチミツをせっせと集めるのです。

自分たちの寿命を遙かに超えて 生き続ける「蜂蜜」の職人という訳ですね。
幼虫を育て、巣を守り、女王蜂にせっせと卵を産んでもらう。
そして、次のシーズンまで寒い時期も乗り切る。
このために「保存食」としての蜂蜜つくりが今日も 世界中のあちらこちらで行われています。

illust13103ミツバチの巣には 普通 1匹の女王蜂・数百匹のオス蜂・3~6万匹の働き蜂(すべてメス)がいると言われています。

この中から、人生の後半時期にかかった働き蜂が「外で花の蜜を命がけで胃(みつ嚢)の中に吸いとって集めて」きます。

そして、若い多数の仲間のミツバチがそれを分け、(単糖類に分解しながら)吐き出して貯蔵していきます。

その間で行われる「酵素が加えられる」要素と、巣の中で行われる例えばミツバチの羽で作りだされる温風で水分がどんどんとなくなり、「蜂蜜」へと変化するのです。

ドイツ養蜂家協会によると,1匹のミツバチは1時間に約700の花に授粉させることができます。
しかし,そんな働き者のミツバチでも1kgのハチミツを生産するためには700万以上の花のところへ飛んでいかなければならないという事です。(--;

1kgのハチミツを集めるには約15か月に相当するほぼ1万時間 浮かんでいる(滞空時間)事になります。それを距離にすると24万km,つまり地球の赤道をほぼ6周するのに匹敵する距離を飛ばなければならないのです。

Beesta! by Danny Perez Photography
Attribution-NonCommercial-NoDerivs License

※他の資料では1kgの蜂蜜ができるまで、4,000,000回 花を飛び回る必要があると言われています。この場合 1ポンド(0.4536kg)ができるまでにミツバチが「飛ばなければならない距離」は 地球5周分になります。

いずれにしても1匹のミツバチが1生かかって集められる蜂蜜は茶さじの半分にもなりません。
そう考えるとスプーンに余った最後の蜂蜜も大切に食べなくちゃ!ですね(^^;

ちなみに養蜂家は蜂蜜としてミツバチの「成果」を採取するかわりに冬の間なども十分に生きていけるように糖分などの餌を供給します。私の知り合いにも養蜂しておられる方がおられますが、皆さんミツバチの働きに感謝して大事に育てられているんです。


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